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ピーマンとパプリカ【苗】に違いはある?育て方や栄養素についても調査!

緑ピーマンとカラフルなパプリカ、大きさや色はさまざまですが形はとっても似ていますよね。

ピーマンとパプリカ、実ったものを見れば違いは一目瞭然。

でも苗の状態では何か違いがあるのかな?と思い、調べてみました!

目次

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ピーマンとパプリカの苗の違いは?

実ったピーマンとパプリカ、その違いは一目瞭然です。

ですが、ピーマンとパプリカの苗」の見た目に大きな違いはありません。

まさに、こちらの方のように実ってみないと分からない状態ですね。

何故かというと、どちらもナス科トウガラシ属の野菜で、学名も同じ「Capsicum annuum」。

トウガラシの品種改良から生まれた野菜です。

「リンゴと青リンゴ」や「ナシと洋ナシ」のように、同じ果物でも品種が異なるため、味や色に違いがあるのと同じってことですね。

パプリカとピーマン育て方に違いはある?

ピーマンとパプリカ、苗の育て方基本的には変わりません

ただ収穫時期が違ってきます。

ピーマンは開花から20日ほど、緑色の未熟な状態で収穫します。
(熟すとオレンジや赤に変化していきます。)

パプリカは、開花してから40~50日ぐらい(完熟の状態)で収穫します。

家庭菜園をする場合は、どちらも5月頃に苗を植え付けて、6月から10月頃に収穫するのがベストです。(地域の気候によって若干のズレあり)

では、簡単に苗植えのポイントをご説明しましょう。

ピーマン・パプリカの苗植え付けのポイント

●気温
25~30度になってから。

●湿度(土壌)
土の湿度を適度に保つ為、苗を植える部分の土を少しに高め(10~20cm)に盛り畝(うね)を作ると水はけが良くなり、根を痛めづらくなります。

●水やり
土壌が乾燥していることを目安に水をやります
水は多くても少なくても病気の原因になりるので、天候に合わせて調節しましょう。

●肥料
植えた後は2~3週間おきに、1株あたり40gが目安。

●支柱
小さな苗は、強い風や雨などで折れたり倒れてしまう事があります。
園芸用の支柱に固定すると安心ですね。

●複数の苗を植える時
成長した葉や実が重ならないように、50cmほどの間隔を開ける。

【成長途中のお手入れ】

●一番花
最初に咲いた花(一番花)は、すぐに取り除きます。
これから大きく成長する栄養を花(実)に取られてしまうと、大きく成長しなくなります。

●脇芽かき
最初の実がついたら、その下の脇芽は落とします。
風邪通しを良くすることと、栄養をそこから上の部分に集中させ実らせる為。

収 穫

苗の植え付けから2ヶ月ほどで収穫出来るようになります。

適度な大きさになったら、苗全体を傷付けないようにハサミなどでゆっくり実と枝を離していきましょう。

パプリカと緑ピーマン栄養素に違いは?

ピーマンとパプリカは収穫時期が少し違います。

ピーマンは開花してから20日ぐらいで(緑色の未熟な状態)収穫、パプリカは開花してから40~50日ぐらいの色づいた(完熟状態)で収穫します。

色が違うと栄養素も違うのかな?

色による栄養素の特徴

緑ピーマンピーマン
ビタミンCやカロテンを多く含み、風邪の予防や肌荒れに良い。

黄色のパプリカ
カロテン(抗酸化作用)の量がピーマンの10倍以上含まれる。

オレンジのパプリカ
ビタミンE(若返りのビタミン)が豊富、ゼアキサンチンは目の健康維持にも効果あり。

赤のパプリカ
カプサイシンが赤色の元、活性酸素を取り除く抗酸化作用が高い。

それぞれの色にそれぞれの栄養素の特徴があるので、1色で料理するよりもカラフルに何色も使うと栄養素もたくさん取り入れる事ができるという事ですね ^^

 

成長過程では、ピーマンもパプリカも同じ緑色。

だからピーマンと間違って、未熟(緑色)のパプリカを採ってしまう事もあります。

緑色のパプリカは食べる事ができるのでしょうか?

もちろん、緑色のパプリカも食べる事ができます。

ピーマンと比べて肉厚で、ピーマンの青臭さ苦味が殆どありません

ピーマン嫌いのお子さんも、緑色のパプリカなら食べてくれる子が多いそうです^^

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まとめ

ピーマンとパプリカの苗の違いを調べているうちに、緑(未熟)のパブリカは、青臭さや苦味がほとんど無いという事を知りました。

うちの子は、ピーマンの苦味が苦手でピーマンの肉詰めをあまり喜んでくれません。

パプリカで肉詰めを作るのも手ですが、緑パプリカの肉詰めを作り、黙って食卓へ出して反応を見るのも楽しいかも ^^

 

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