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土鍋でご飯の炊き方【内蓋】中蓋は必要?1合や無洗米も同じ炊き方?

「土鍋で炊いたご飯は美味しい」っていいますよね。

でも火加減が難しそう。。。

「はじめチョロチョロ中パッパ」といわれても、想像つきます?

私は無理でした(笑)

ということで、土鍋でのご飯の炊き方について調べてみました。

目次

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土鍋でご飯の炊き方【内蓋】中蓋は必要?

土鍋を使い始める前に、まず土鍋の特徴について知っておくと便利に使えます。

よく疑問を持たれる方が多いのが、内蓋(中蓋)の存在ですね。

土鍋を買うと、鍋と蓋の間に内蓋や中蓋と呼ばれるものがついてくることがあります。

こちらは内蓋(中蓋)つき。

 

土鍋によりますが、ご飯用の内蓋(中蓋)のみでも販売されています。

この内蓋(中蓋)を使わなくても、ご飯を炊くことはできます。

土鍋に必須のものというよりは、「ご飯が鍋から吹きこぼれるのを防ぐ」、「二重にすることでお米へ圧力をかけやすい」といった作用があります。

ですので内蓋(中蓋)は、炊きあがりの出来というよりは「慣れてなくても炊きやすいようにする道具」と言えますね。

土鍋に中蓋がなくても気にする必要がありませんが、初心者の方や溢れ出しが気になる方は中蓋付きを購入するといいでしょう。

 

土鍋を選んだら、気を付けなくてはいけない点が鍋の管理です。

土鍋は金属でなく土でできているので、重要なのが適度な湿度や温度。

購入してきていきなり火をかけてしまうと、乾燥した鍋が割れてしまう恐れがあります。

そこで、土鍋を初めて使い始める前にしなくてはならないのが「目止め」と言われる試し炊きです。

一般的な目止めはお粥を土鍋で試しだきすることですね。

私の購入した土鍋は3~4人分用のもの(1,200円ぐらい)でしたが、そちらの説明書には、大さじ2の小麦粉をと水を入れ煮ると記載されていました。

商品によって色々ですね、すぐに使いたい気持ちをグッと押さえて、説明書をちゃんと読みましよう^^

お米を使って目止めをする方法

水8分目程度の鍋に、四分の一程度の量の炊いたお米を入れ、蓋を付けずにお粥を作ります。
デンプン質のもの(お米・片栗粉・小麦粉)なら使用可能です。
お水の1/4の量を目安にいれましょう。

②弱火で約1時間ほど加熱。

③約1時間後、火を止め常温になるまで待つ。

④中身を取り出し水洗いをして、鍋の底を上にししっかり乾燥させます。

このような目止めを行うことで、水に馴染ませ急激な温度や湿度の変化を防ぎます。

「炊いた後にいきなり冷水をかけてしまい割れてしまった」「濡れた状態で火をかけたらヒビが‥」ということもよく耳にします。

ゆっくりと冷ます」「過剰に濡らさない」は土鍋管理の基本ですので常に心がけましょう。

土鍋でご飯の炊き方【1合】でも3合でも同じ?

土鍋でご飯を炊く際には、量によって火加減も自分で変える必要があります。

【ご飯を炊く基本の流れ】

①米を研ぎ30分ほど水に浸す。

②土鍋に米と水(1合につき200ccが目安)を入れる。

③中火で沸騰させる。

④弱火で火をかける。


⑤火を止めて20~30分ほど放置する。

ご飯の出来上がりの決め手になるのが、④⑤の工程です。

お米の量によって、若干の調節が必要となります。

1合:弱火8~10分 → 放置20分

3合:弱火で10~15分 → 放置30分

※弱火にしても沸騰して溢れそうだなと思う場合は、火を止めたり弱くしたりして調整してあげましょう。

また、土鍋の醍醐味は火加減の調整でできる炊き上がりのアレンジ。

例えば、香ばしく仕上げたい場合(おこげを作りたい場合)は、弱火で火をかけた後に、1分程度中~強火でかけると表面にきつね色のごげ目が作れます。

ちょっと硬めの炊き上がりにしたい場合は、放置する時間を5分ほど短くすると良いでしょう。

少量で炊いたり、時間に余裕がある場合は火加減を変えて色々と挑戦するのも一つの楽しみ方ですね。

土鍋でご飯の炊き方【無洗米】は通常米と違いはある?

土鍋は火加減や炊き方も大切ですが、実は浸す・研ぐなどの水を使った処理も大事です。

特にお米の種類ごとに水加減は変わると覚えておくと便利です。

無洗米の場合は、浸す時間は白米と変わらず30~1時間程度で大丈夫ですが、炊くときに加える水の量が無洗米一合あたり230cc白米より少し多めにいれましょう。

無洗米は、白米から肌ヌカと呼ばれる表面の部分を荒く削って作られます。

ですので、普通米より米の身の部分5割合が大きく、単位あたりの正味の量が大きいためです。

玄米の場合は、普通米よりも水に浸す時間を長くしましょう。

おおよそ、5~6時間程度水に浸す必要がありますので、玄米ご飯を土鍋で食べたいという方は、前日の夜に寝る前に浸しといて朝に炊くのがオススメです。

炊くときに加える量ですが、一合あたり230cc~300ccと比較的多めに入れましょう

玄米は種皮に覆われていますので、この浸水の工程が味を決めると言っても過言ではありません。

水を浸すのに時間がかかってしまいますが、この作業を怠ると炊いた米に芯が残り硬い仕上がりになってしまうこともあります。

時間を短縮したいとう方は、浸す水をぬるま湯にしたり米を洗うときにお互いに擦り合わせることで少し傷をつけて、吸水しやすくしてあげることですね。

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まとめ

いかがでしたが、美味しくご飯を食べる王道の土鍋。

ちょっと覚えることも多いかも知れませんが、炊飯器で炊いたお米より格段に味わいがあります。

また、最近ではお一人様用土鍋など、炊飯器よりも少ない量で早くお米を炊けるものも増えています。

慣れてくれば、必要な分だけ手早く炊けることもできるので、是非生活に土鍋を取り入れてみてくださいね。

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