漬物の代表である白菜。
食べる前に、一度洗った方がいい?それともそのままでいいのかな?と悩んだ経験ないですか?
手作りや市販の物ではその辺違いがあるのかなぁ?とか。
ということで、白菜の漬物について調べてみました。
目次
白菜の漬物は一度洗った方がいい?そのまま?
白菜の漬物、色々な調理方法や個人の好みがありますが、市販・手作り問わずに「基本的に洗わなくても美味しく食べることができる」と考えていいでしょう。
もちろん塩分や発酵に際してできたものが付着していたり、田舎の方ですと軒下や納屋などで大きな樽で漬けていることもあります。
そういった付着物やホコリなどが気になって洗うという場合も、漬物の旨味を一緒に流しているという事を頭に置いて、必要以上洗う事がないようにご注意くださいね。
白菜の漬物の日持ちはどれくらい?
簡単に漬物の日持ち期間を知るには、市販の場合でしたら表示されている賞味期限、自家製でしたら漬物自体の塩分濃度に注目しましょう。
市販のものは、パッケージに表記された場合が多いですが、大きく分けて「密閉されて保存されている」か「空気に触れた状態で保存されているか」で異なります。
自家製の漬物やスーパーなどのパック詰めの漬け物は、空気に触れているため種類にもよりますが、保存期間は1週間程です。
また、工場などで密閉処理されたものは半年程度持つ場合もあります。
しかし一度開封し空気に触れてしまうと、食品が腐る原因の雑菌や微生物が入りやすくなる為、密閉していない漬物と同様に日持ちがしません。
どの様な商品でも開封したら3日程度を目安にし、早めに食べることを心がけましょう。
「手作りだからどのくらいもつか分からない‥」という方が見るべきなのは塩分濃度。
漬物を作る時浅漬けやぬか漬けなど様々な種類がありますが、大きな違いは塩分濃度です。
塩分は漬け物が悪くなる菌の繁殖を防ぎつつも食材の味を引き出します。
一般に、塩分濃度が高いほど日持ちするといっていいでしょう。
塩分濃度0.5~3%ほどの浅漬けが3日程度しか保存できないのに対し、甘酢漬け、醤油漬け(2.5~5%)は1週間程度、たくあんやピクルス(2~10%)などの保存用の漬物は半年程度持つ場合もあります。
ご家庭で漬物を作るときには、保存期間を考えて塩分濃度を調節するということも出来ますね。
白菜の漬物のアレンジレシピ
余った白菜漬けの活用方法ですが、「焼く」メニューとの相性は抜群です。
野菜の中でも肉厚かつ、塩気がでるので、白菜漬けを入れるだけでシャキシャキの食感を残しつつジューシーな味わいが生まれます。
そんな白菜漬けのアレンジメニューについて、紹介しますね。
まず、Twitter上で話題になっているのがこちら
意外と知られていない飛騨の味
つけものステーキ
白菜漬物のチャンプルー的な感じ
なかなかうまかった#つけもの #つけものステーキ #白菜漬物 #飛騨 #下呂温泉 #ステーキ pic.twitter.com/fwjBTdI2vM— けんG (@tttkenzi_miki) March 19, 2018
料理のおにいさんことリュウジさんも絶賛しています!
レシピは、こちらのツイッターをご参考にどうぞ。
僕が一番衝撃を受けたご当地グルメが岐阜の漬物ステーキ
スキレットか小さめのフライパンで水気を絞った白菜の浅漬け200gをバター15gで炒め、醤油1回し、周りに溶き卵2個入れ半熟にし鰹節かけ完成
バターで漬物を炒め卵でとじるという発想、天才に近いと思う、味も恐ろしく旨い、まいりました!! pic.twitter.com/Ky48VE6Va0
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) August 17, 2018
中華の定番メニュー餃子。
野菜餃子を作るなら白菜漬けはピッタリの素材です。
😅<先週から関東 #梅雨入り☂
😅<雨で外に出られない…そんな方は家で”本気の餃子”を作ってみませんか?
餃子を絶品にするコツは「白菜の漬物」を使う事!
できあがったらぜひプレモルと一緒にお楽しみください🥟🥟🍺 pic.twitter.com/UDb1Pp2P1C— SUNTORY(サントリー) (@suntory) June 20, 2020
【材料】30個
・白菜の浅漬け… 100g
・ニラ… 50g
※野菜は少なかったらキャベツ等で代用してもいいでしょう。
・生姜‥適量
・豚挽き肉… 150g
・豆板醤… 小さじ1/2
・酒… 大さじ1/2
・ゴマ油… 大さじ1/2
・餃子の皮… 30枚
【作り方】
1.白菜漬けは水洗いして塩気を抜きましょう。
2~3回繰り返したらニラと一緒にみじん切りにします。
2.生姜をすりおろします。
3.豚挽き肉に豆板醤、酒、ゴマ油、生姜を入れて混ぜます。
馴染んできたら、1でみじん切りにした野菜も一緒に加えましょう。
4.3で作った餃子のネタを皮に包みます。
5.ネタを全て包み終わったら、餃子を焼きます。
油を敷き、約1分30、餃子の皮に少し色がついてくるまで焼きましょう。
6.蒸し焼きにします。
フライパンの底から3mm程度(目安として50~80ml)になるまで水を入れ、中火で約3分蒸し焼きにします。
7.水が8割程飛んできたら、フライパンからふた外して水分を飛ばします。
程よく焦げ目がついてきたら完成です。
ポイントは、もともと塩気がついている白菜を使うことで、野菜の塩もみなどの下準備がいらないことですね。
餃子と同じ中華料理のお手頃メニューであるチャーハン。
時間がなくてサッと作りたい方にはオススメです。
お昼に余り物でチャーハン
具材は生ハムと白菜の漬物、ネギとなります。
どれも塩気と旨味がある食材で奥深い味わいのチャーハンになりました。 pic.twitter.com/MBKFqLDULS— 二條舞衣@メイドVtuber (@Dancingdress_Sq) July 14, 2020
【材料】2人分)
・ごはん‥300g
・白菜漬け‥200g
・長ネギ‥1/4本
・卵‥2個
・ゴマ油‥大さじ1
・しょうゆ‥小さじ2
・中華スープの素‥小さじ2
・塩コショウ‥適量
【作り方】
1.白菜漬けは水洗いして塩気を抜きましょう。
2~3回繰り返したら一口サイズに切りましょう。
2.長ネギを輪切りにし、ボウルに卵をときます。
3.フライパンにゴマ油をひき、1.2の材料を入れ、3分ほど水気がなくなるまで中火で炒めます。
4.水分がなくなったら、ごはん加え、パラパラになるまで中火で炒めます。
5.溶き卵と醤油、中華スープのもとを入れ中火で混ぜます。
6.全体が馴染んできたら塩コショウで味を調節して完成です。
白菜は必ず最初に火を通しましょう。
後に入れてしまうと白菜から出た水分が十分に無くならず、チャーハンのパラパラ感が損なわれてしまいます。
まとめ
どうしても余るイメージがある白菜漬ですが、保存やアレンジの知識があれば使い方のレパートリーも広がりますね。
白菜漬けを買おう・作ろう、という方は是非この記事を参考にしてみてくださいね。