節分になると欠かせないのが「豆まき」。
撒いた豆を食べるときき「豆って意外とカロリーが高い?」と考えてしまいませんか?
ということで、節分に撒く豆のカロリーや種類について調べてみました。
目次
節分の豆のカロリーはどれくらい?
節分になると欠かせないのが「豆まき」。
撒いた豆を食べるとき「豆って意外とカロリーが高いかも?」と考えてしまう方も多いですよね。
「豆」自体や豆乳は「体にいい」「美容やダイエットに効果がある」なんてキャッチフレーズはよく聞きます。
もちろん万能な食材なんてないので、大量に食べると太ったり、体に悪い影響を及ぼすこともあります。
豆類は、三代栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)の偏りが少ない食材だと言えます。
一方で、100gで400~500カロリー程度のものが多く、ご飯一杯が200~250カロリー程度と考えると、高カロリーな食材ともいえます。
ご飯茶碗一杯に豆類を食べることは少ないかと思いますが…^^;
豆類のカロリーは、その成分から概ね二つのグループに分けられます。
①糖質は少ないが、脂質が多いもの。
大豆・落花生など
②脂質は少ないが、糖質が多いもの。
えんどう豆・ヒヨコ豆など
上記に記載した豆について、簡単に表にしてみました。
↓
カロリー(100g中) | 糖質(100g中) | |
大豆(乾燥) | 451 | 11.6g |
大豆(茹で) | - | 1.8g |
落花生 | 585 | 11.8g |
えんどう豆 | 147 | 15.6g |
ひよこ豆 | 170 | 15.8g |
白米(茶碗1杯150g) | 252 | 53.0g |
※種類によって多少の上下あり
※お茶碗1杯分の糖質は角砂糖14個分といわれています。
豆類の多くは茹でることで、糖質の一部が食物繊維に変化する特徴を持ちます。
茹でることで糖質が減るため、結果として「カロリーを低くする」こともできます。
なので、ダイエット中の方は生よりも茹でて食べるといいでしょう ^^
節分に撒く豆の種類は地方によって違うの?
節分に使う豆の種類は地方によって異なることがあります。
また豆の種類だけでなく、節分の行事の行い方も様々です。
一般的な手順ですと以下の様に行われます。
1.福豆を準備します
撒く豆を枡などに入れて神棚に供えます。
神棚が無い家は、特別な場所や高い場所に置いとくだけでも大丈夫です。
2.豆を撒く
お馴染みの掛け声「鬼は外、福は内」と言いながら豆を撒きます。
順番は家の奥にある部屋からで窓を開けて行います。
外に向かって「鬼は外」、室内に向かって「福は内」と豆を撒き、これを玄関まで行います。
外には撒けない‥という方は床に撒く、外の方向に豆を撒くなどしても大丈夫ですよ。
3.撒いた豆を食べます。
豆まきが終わったら、1年の厄除けを願い、自分の年齢よりも1つ多く豆を食べます。
福豆は縁起の良いものなので決して捨てたりはせず、余ってしまったら料理に活用するといいでしょう。
豆の種類についてですが、大きく分けると北海道や東北などの積雪が多い地域とでは大豆よりも落花生を撒くことが多いです。
雪が積もる節分の時期に外に撒くと考えると、殻が付いた落花生の方が大豆よりも衛生的にも良いイメージから、落花生が主流になったと言われています。
我が家は東北の南の方ですが、私が小さい頃は大豆を炒ってた記憶があります。
いつからか、落花生を使用するようになり、その時期のスーパーには落花生が並ぶようになりました。
時の流れも関係してくるのかもしれませんね。
また、鹿児島などの落花生が産地の一部地域でも大豆より落花生を使う地域も見られますね。
沖縄では、豆まきの行事はないと言われています。
節分は伝統行事であるため、玄関に柊と鰯を飾るなど豆まき以外でも地方により行事がたくさん見られます。
豆まき自体も昔は一家の主人が豆を投げることが主流でしたが、時代と共に変化しており、今は誰でも豆まきを行うのが主流になっています。
家から邪気を払うという目的は変わりませんので、家ごとに色々なやり方があっても良いかもしれませんね。
豆を撒いた後に後片付けをすると考えると、ちょっと面倒に感じますが…。
大豆を撒いて、片付け忘れてそのままにしていた豆から芽が出てしまうことは、縁起が悪いとされています。
基本的に投げる豆は炒っているものが多いので芽が出ることは少ないですが、豆を後片付けすることも重要であることがわかりますよね。
節分に撒いた豆の正しい戻し方は?
色々と調べてみましたが、拾い方に明確な方法は無いようです。
そこで私のオススメは、投げる前から片づけを前提として豆を扱うことです。
例えば、落花生はサイズも大きく、転がらないので大豆よりも見つけやすく片付けも簡単です。
豆を誤って踏んでしまっても、怪我をするリスクを減らせるので、大人数や子供が多い時にもいいでしょう。
また殻で部屋が汚れると嫌だな‥という方にピッタリなのが市販で売っているおつまみに見られるような、複数の豆がパッケージに収まっているタイプ。
こんな感じのものですね。
これなら汚れを気にすることもないので、掃除や拾う手間も省けます。
(手抜き過ぎますか…ね・笑)
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、豆撒きの前後に一緒に掃除をすることをセットで行うこともいいですね。
節分という行事を通して、子供に掃除する習慣を教えながら豆まきもできますよ。
まとめ
身近な食品の豆ですが、その種類も非常に豊富です。
カロリーや豆撒きで「どの豆を使えば‥」と気になりましたら、是非参考にして見てくださいね。