ニュースで見かけた犬の断尾断耳(だんびだんじ)の話。
知らなかった私は衝撃を受けました。。。
目次
断尾断耳(だんびだんじ)をしていない姿はとても自然
断尾や断耳をしていない、自然な姿を知らなかった私。
ツイッターでその姿を見る事ができ、とても心が痛みました。
画像をお借りして掲載させていただきます。
知ってもらえてうれしいです🤗コーギーだけではなくトイプードル、ドーベルマン、テリア系なども断尾、断耳されてる子もおおいです。
よければGoogleですぐでるので見てみてください🤗 pic.twitter.com/Sma7mSjql1— 極北田舎暮らし🏕🌌🇨🇦🏳️🌈 (@lifeinnorthYT) February 17, 2021
断尾や断耳という整形手術は、それを施された犬のみならず、その犬を連れた人間の印象をも悪化させることが明らかになりました。 #犬福祉
【日本語詳細】→https://t.co/CMXNs4gVCB pic.twitter.com/i0pGp73Reu— 子犬のへや (@koinuno_heya) July 4, 2016
とある動物系の専門学生に飼われるM.シュナウザーのルディがアカウント作ってみました。大好きなのは女と金と飯です。断尾断耳反対運動やってます。(怖いから)飼い主写真下手なので僕の可愛さが80%落ちてます。フォローしてね! #ミニチュアシュナウザー #犬好きさんと繋がりたい #犬のいる暮らし pic.twitter.com/MKzmMNWhmG
— Rudi-ルディ-@サイエンスダイエットの民 (@Rudi0818) March 18, 2019
うちのトイプーもナチュラルしっぽ!
使役犬やショードッグ以外の愛玩犬は断尾断耳しなくていいと思うけどなぁ。 https://t.co/4H2iJyxDWM pic.twitter.com/QSFULGXXqA— akka (@akamuck_91f) February 17, 2021
どれもこれもとっても自然で可愛い姿。
なぜ、断尾断耳をするのでしょうか?
犬の断尾断耳(だんびだんじ)が行われている訳
犬の断尾断耳が行われている理由としてあげれているのが、次の3つです。
①古くからの歴史
②衛生面
③見た目
①古くからの歴史
犬が断尾するようになったのは、狩猟犬や牧羊犬として飼われて働いていた時に始まったといわれています。
羊や牛などの家畜を追う仕事をしている時に、ふさふさのしっぽが踏まれてしまったり、噛まれてケガをしないようにする事が目的です。
②衛生面
長くてふさふさのしっぽ、糞や尿がつきやすくなるのは承知の通りです。
またそれが付きっぱなしであれば不衛生となり、それが原因で皮膚病になることもあります。
それを防ぐ事が目的。
③見た目
断尾断耳をした姿が本来の姿と認知され広まってしまったこと。
間違った認知に沿う為、見た目を変える為。
いずれにしても現在は、狩猟犬や牧羊犬として働いている訳ではなく、家族の一員として(ペット)として飼われているのがほとんどです。
断尾断耳の必要性は全くありません。
断尾断耳(だんびだんじ)されている犬種
断尾断耳をしている犬種は以下の通りです。
PUPPYさんから引用させて頂きました。
犬の断耳(だんじ)犬種一覧(50音順)
アーフェンピンシャー(Affenpinscher)
グレートデン(Great Dane)
ジャイアントシュナウザー( Giant Schnauzer
スタンダードシュナウザー(Standard Schnauzer)
ドーベルマンピンシャー(Doberman)
ナポリタンマスティフ(Neapolitan Mastiff)
ブービエデフランダース(Bouvier Des Flandres)
ブリュッセルグリフォン(Brussels Griffon)
ボクサー (Boxer)
ボストンテリア(Boston Terrier)
マンチェスターテリア(Manchester Terrier)
ミニチュアシュナウザー (Miniature Schnauzer)
ミニチュアピンシャー(Miniature Pinscher)
犬の断尾(だんび)犬種一覧(50音順)
アイリッシュテリア(Irish Terrier)
アメリカンコッカースパニエル(American Cocker Spaniel)
イングリッシュスプリンガースパニエル(English Springer Spaniel)
ウェルシュコーギーペンブローク(Pembroke Welsh Corgi)
ウェルシュスプリンガースパニエル(Welsh Springer Spaniel)
ウェルシュテリア(Welsh Terrier)
エアデールテリア(Airedale Terrier)
オーストラリアンシェパード(Australian Shepherd)
オーストラリアンテリア(Australian Terrier)
オールドイングリッシュシープドッグ(Old English Sheepdog)
キングチャールズスパニエル(King Charles Spaniel)
クランバースパニエル(Clumber Spaniel)
ケリーブルーテリア(Kerry Blue Terrier)
コッカースパニエル(Cocker Spaniel)
サセックススパニエル(Sussex Spaniel)
シーリハムテリア(Sealyham Terrier)
ジャーマンショートヘアードポインター(German Short Haired Pointer)
ジャーマンワイアーヘアードポインター(German Wire Haired Pointer)
ジャイアントシュナウザー(Giant Schnauzer)
ジャックラッセルテリア(Jack Russell Terrier)
シルキーテリア(Australian Silky)
スキッパーキ(Schipperke)
スタンダードシュナウザー(Schnauzer)
スタンダードプードル(Standard Poodle)
スパニッシュウォータードッグ(Spanish Water Dog)
スムースフォックステリア(Smooth Fox Terrier)
ソフトコーテドウィートンテリア(Soft Coated Wheaten Terrier)
トイプードル(Toy Poodle)
ドーベルマン(Dobermann)
ナポリタンマスティフ(Neopolitan Mastiff)
ノーフォークテリア(Norfolk Terrier)
ノーリッチテリア(Norwich Terrier)
パーソンジャックラッセルテリア(Parson Jack Russell Terrier)
ハンガリアンビズラ(Hungarian Vizsla)
ピンシャー(Pinscher)
フィールドスパニエル(Field Spaniel)
ブービエデフランダース(Bouvier Des Flandres)
ブラッコイタリアーノ(Bracco Italiano)
ブリタニー(Brittany)
ブリュッセルグリフォン(Griffon Bruxellois)
ボクサー(Boxer)
ミニチュアシュナウザー(Miniature Schnauzer)
ミニチュアピンシャー(Miniature Pinscher)
ミニチュアプードル(Miniature Poodle)
ヨークシャーテリア(Yorkshire Terrier)
レイクランドテリア(Lakeland Terrier)
ロシアンブラックテリア(Russian Black Terrier)
ロットワイラー(Rottweiler)
ワイアヘアードフォックステリア(Wire Haired Fox Terrier)
ワイマラナー(Weimaraner)引用:PUPPY
想像以上にたくさんの犬種が断尾断耳している事がわかり、ショックを受けました。
ヨーロッパではイギリスをはじめとする国々で、断尾断耳(だんびだんじ)を禁止する国が増えて来ています。
まとめ
犬の断尾断耳、歴史的な背景から来るものである事が分かりました。
ですが、現在日本においては(農耕民族であった過去も)狩猟犬や牧羊犬として犬を飼う事はありません。
断尾断耳は、必要のないことではないでしょうか?
そういう私もニュースで初めて「断尾断耳」という事を知った訳で、大きな事をいえる立場ではありません。
しかし、知らなかった事が多少でも「断尾断耳」に繋がっているのではないかと感じ、心が痛くなりました。
少しでも多くの方々に知って頂き、自然の姿の犬達が増える事を切に願います。