お雛祭りに甘酒、というのが私の甘酒の感覚でした。
でも、今はコンビニでも販売されている程の甘酒ブームです。
ただ、甘酒がどこに陳列されているのか分からないという方が多いようです。
ということで、コンビニのどこに甘酒が陳列されているのか、甘酒に種類について調べてみました。
目次
甘酒がコンビニに売っていない?!売り場はどこ?
「飲む点滴」と呼ばれ、人気のある甘酒。
もちろんコンビニでも販売されていますが、お店によって売り場は様々です。
温かいものなら、HOT飲料の売り場に。
冷たいものなら、牛乳やパックドリンクなどと並んで冷たい飲料売り場に。
フリーズドライのものだと、ジャムの隣に並んでいたり、お饅頭の隣などにあったりします。
酒造メーカーが販売しているものだと、酒売り場に置いてある事もありますね。
甘酒には二種類あるけど違いは?
甘酒には、酒粕甘酒と米麹甘酒の二種類があります。
どんな違いがあるのか調べてみました。
酒粕甘酒とは?
酒粕甘酒の特徴は、アルコール分を少量含んでいるということです。
お正月やお祭りの屋台で飲む甘酒は、この「酒粕甘酒」であることが多いです。
日本酒は、お米を発酵させて作ります。
発酵したものを醪(もろみ)といいますが、これを絞ることで日本酒が出来、残ったもの(カス)が酒粕といわれ、当然ながらお酒の香りと味がほのかにします。
この酒粕に砂糖と水を混ぜ、飲みやすく調整されたものが「酒粕甘酒」です。
そう思った方も少ないないでしょう。
実は、逆にダイエット効果が期待できます。
酒粕甘酒に含まれているタンパク質(レジスタントプロテイン)は、脂肪を体外に排出する作用があると言われています。
さらに、老廃物も一緒に排出する効果もあるのだとか!
脂肪と老廃物を排出してくれれば、良いこと間違いなしですね ^^
また、アミノ酸やビタミンB群をはじめとする様々な成分を含まれており、精神安定にも良いとされています。
心身共に健康な体づくりができそうですね。
酒粕はスーパーで簡単に手に入り、作り方も簡単!
(漬物コーナーや豆腐コーナーの近くにある事が多い)
酒粕甘酒の作り方(4人分)
①鍋に酒粕100g、砂糖大さじ4杯、水を600ml入れて10~15分程度煮込む。
②クッキングペーパー(リード)や布で濾す。
米麹甘酒とは?
米麹甘酒は名前に「酒」とついていますが、ノンアルコールです。
米と麹でできているので、自然な甘さで飲みやすく感じる人は多いようですよね。
よく「飲む点滴」と呼ばれるのは、この甘みの由来であるブドウ糖が点滴の成分と似てるからです。
その他にも、美肌効果のあるビオチンという成分が、酒粕甘酒よりも多く含まれています。
米麹甘酒を作るのには「発酵」という過程を要するので、酒粕甘酒に比べて少々時間がかかります。
発酵温度は60℃がベスト。
この温度をを保つ必要があるので、炊飯器の保温機能を使用するのかおすすめです。
米麹甘酒の作り方(4人分)
①炊飯器に、炊いたお米100g、米麹100g、お湯(60℃)250gを入れて混ぜる。
②一晩ほど保温でおく。
(お好みの甘さになっていれば完成。発酵が進むと酸味が出てきます。)
酒粕甘酒・米麹甘酒のお店での見分け方
パッケージには必ずどちらか分かるように表示があります。
例えば「麹だけで作った甘酒」とか「酒粕使用」、「酒粕+米麹」など商品名や材料に書かれています。
最近は「米麹甘酒」でも、「黒麹」や「紅麹」などを使用してるものもあります。
裏表示は必見ですね。
麹によって味も見た目も違ってくるので、それぞれの比較をするのも楽しいですよ。
ストレートタイプや濃縮タイプもあるので、そちらも忘れずに確認しましょう。
甘酒は離乳食初期に与えてもいい?
甘酒はトロトロしていて、まるで離乳食初期のおかゆのようです。
アルコール分を含まない「米麹甘酒」なら、離乳食に取り入れても大丈夫です。
自然な甘さとトロトロした感じは、離乳食の初期にぴったりですね。
献立の中の主食(おかゆ)として使用するだけでなく、甘みを生かしてスープ等の味付けに使用するのもいいですし、果実などを合わせてデザート感覚であげるのも良いでしょう。
栄養豊富で余分なものを含まない米麹甘酒を上手に活用することで、色々な離乳食が出来そうですね。
米麹甘酒が余ってしまったら。。。
●お魚やお肉を漬け込んでおくと、ふっくらジューシーに仕上がります。
●煮物やサラダに砂糖の代用としても活用できます。
まとめ
飲む点滴といわれてブームになった甘酒、最近はフルーツ味などが付いたものも出回っています。
個人的には、冷たい方がスッキリ飲めて好きです。
酷暑で食欲が無い時にも、これだけは飲めましたよ ^^
保存期間も長いので、災害用の保存食として常備しておいてもいいかもですね。