大阪国際女子マラソンで松田瑞生さんが優勝し、話題になっている薄底シューズ。
このシューズの作成者は、テレビドラマ「陸王」に登場したカリスマシューフィッターのモデルとも言われている「ミムラボ M.Lab」の三村仁司さん。
三村仁司さんが携わるオーダーメイドのシューズのお値段はいくらなんだろう…?
という事で調べてみました。
ミムラボM.Labオーダーメイドの値段は?
2020年箱根駅伝で数々の選手が履いていた厚底シューズが話題になり、テレビでも特集が組まれていましたね。
ほどなくして、大阪国際女子マラソンで松田瑞生さんが優勝し、松田さんの履いていたのは話題の厚底シューズではなく、薄底シューズ。
そうなると今度は薄底のシューズがテレビで取り上げられるようになり、紹介されていたシューズはこちらでした。
お値段もリーズナブルで1万円程度。
でもこちらは一般販売されているシューズです。
トップアスリートは、自分の足に合ったシューズを履いているはずですよね?
調べてみると「ミムラボ M.Lab」の三村仁司さんが手掛けたシューズである事が分かりました。
一般の人もオーダーメイドでシューズを作ってもらっているとの情報もあったので、調べてみると…
2018年1月に三村さんとNew Balanceの間でグローバルパートナー契約を結び、オーダーシューズは実業団と学生のみ受付するようになったそうです。
それ以前にシューズを作られた方については、ソールの張り替えを期間限定でやっています。
ちなみに、その当時の個人のオーダーメイドシューズのお値段は、28,000円~。
トップアスリートとなればもっと上がってくるでしょうが、今流行りのナイキの厚底シューズよりはお安い感じですね。
ミムラボオーダーメイドふるさと納税で入手可能!
ミムラボ M.Labの場所はこちら
〒675-0057
兵庫県加古川市東神吉町 1123-4
℡ 079-432-1236
ミムラボは、兵庫県加古川市にあります。
調べてみてびっくり!
なんと!加古川市のふるさと納税の返礼品となっているんです!(2020年1月現在)
・アライメント測定(足型測定)
・ランニングシューズ1足(ネームマーク込)
・シューズ袋
・シューズ箱
※対応サイズ 22.5cm~29.0cm
※2種類のうちからお選びいただけます。
※交通費は寄附者様負担となります。引用:ふるさとチョイス
申し込み期日は「通年」、申し込み条件「何度も申し込み可」、発送までは足型測定から1~2ヶ月後と記載されていました。
どうしてもミムラボ M.Labのオーダーメイドシューズが欲しいという方は、ふるさと納税をするという手もありですね。
色々と調べていくと、楽天でも加古川ふるさと納税返礼品としてミムラボが手に入る事が分かりました!
寄附金額に差があるので、詳細を見てみると…
「ふるさとチョイス」の方はアライメント測定(足型測定)で、「楽天」の方は電話でのカウンセリング(来店の必要なし)でした。
どこまで追求してシューズを作るか?ですね ^^
三村仁司のプロフィール
優勝した松田瑞生選手の靴は厚底バネ板シューズではなく、ニューバランス製の加古川でオーダーメイドでサイズ合わせして作っている「三村シューズ」。高橋尚子さん、野口みずきさんらを担当した伝説のシューズ職人・三村仁司作で、右25cm、左24.75cmだそうです。 pic.twitter.com/HwhwNpTnUV
— suizou (@suizou) January 26, 2020
三村 仁司(みむら ひとし)
生年月日 1948年8月20日
出身地 兵庫県加古川市
出身校 兵庫県立飾磨工業高等学校
高校時代に長距離の選手で、マラソンは2時間28分台を記録していた三村さん。
高校を卒業後、走りやすいシューズ作りに携わろうと自宅から近いオニツカ(アシックス)に入社、陸上も続けており毎日走って通勤をしていたそうです。
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1966年オニツカ株式会社(現:アシックス)に入社
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1971年希望していた研究室に配属される
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1974年たった一人で別注シューズの製作を開始その後、社員と共にオリンピックを目指す選手をフォローしていく
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2002年2月「金メダルシューズのつくり方」出版
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2004年厚生労働省「現代の名工」表彰
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2006年黄綬褒章受章
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2009年シューズ工房「M.Lab(ミムラボ)」を設立アシックスを定年退職
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2010年1月アディダスジャパン㈱と専属アドバイザー契約2017年春に契約解消
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2018年1月ニューバランスの専属アドバイザーに就任
高橋尚子さん、有森裕子さん、野口みずきさんなどのシューズを手掛けた事で有名ですが、サッカー、テニス、バレーボール…などのシューズも手掛けています。
有森裕子さんがゴールした後にシューズにキスをしたのは、三村さんへの感謝の気持ちを表したものといわれています。
まとめ
2020年東京オリンピックを控えた現在、厚底シューズが禁止になるかもしれないと報道がありました。
まだ決定はしていませんが、その結果によっては、三村さんが手掛けた薄底シューズが大活躍を見せる事になるでしょう!
楽しみですね ^^