雑学

冬エアコンの乾燥対策は?!節約温度や平均的な電気代が知りたい!

寒い季節になるとエアコンは欠かせませんが、暖かくなる一方で、乾燥や電気代に悩まされることも多いですよね。

今回は冬場のエアコンと上手く付き合っていくコツを紹介します!

目次

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冬のエアコンの乾燥対策が知りたい!

実は「エアコンの性質によって空気が乾燥する」というのは正確に言うと正しくありません。

温度が上がることによって、空気が含むことができる水分(飽和水蒸気量)が増え、空気中に溢れだす水分が少なくなるというのが正しい認識です。

温度が上がり乾燥することはエアコンに限った話ではありません。

ですので、乾燥を防ぐためには温度を下げるか、空気中の水分を増やすことが挙げられます。

このように聞くと、部屋の暖かさと乾燥しないことを両立することは難しいように感じます。

しかし大事なのは「エアコンの設定温度」ではなく人間の感じる温度(体感温度)最適にすることです。

人間が感じる温度気温だけでなく湿度・風速といった要素も加味されます。

夏に風が吹いているのと吹いていないのでは、感じ方が違う事をイメージすると分かりやすいでしょう。

風速湿度コントロールすることで、同じエアコンの設定温度でも体感温度は全く異なります。

一般的には気温が一定の時に「湿度が上がると暖かい」と感じ「風速が上がると寒い」と感じる傾向があります。

ですのでその逆である湿度を上げ風速を下げるという操作をすると暖かいと感じるでしょう。

部屋でできる特別な製品を使わない簡単な方法には、以下のようなものがあたります。

 

・風速を弱める。

風速を変えるのにはエアコンの設定を変えるのが一番簡単ですね。

風量や風速を上げると暖たたまるのが早いかもしれませんが、ある程度温度が上がったら、風速を弱めてみましょう。

また、エアコンから出た風が自分に当たると寒いと感じることもりますので、できるだけ間接的に風に当たるようにするといいですね。

「扇風機や風に直接当たると涼しい」と同じ感覚で「風速が上がると体感温度は下がる」と覚えておくといいかもしれませんね。

 

・湿度を高くする

湿度を変えることは、加湿器以外でも簡単にできます。

お財布にも優しく、部屋もオシャレにできる見栄えが良い方法が観葉植物です。

植物は光と二酸化炭素から酸素を生み出します。

ですので、天然の加湿器としても機能します。

洗濯物や霧吹きなどで室内の水分を増やす方法もありますが、部屋干しの臭いが広まったり、霧吹きだと水をかけた付近にカビが発生する恐れがあるのでご注意ください。

冬のエアコンの節約温度は?

一般的に夏のエアコンは28℃設定といわれていますが、冬場の適切な設定温度は何度でしょうか?

気持ちよく感じつつお財布にも優しい節約温度を知っていれば、エアコンの設定に気をつけることができます。

冬場のエアコンの適正温度は20℃です。

また、1℃変化すると10%ほど料金が変わると言われています。

でも「20℃だと寒く感じるし、温度を下げると安くなるのは想像つくけど、風邪を引いたらもともとこもない。」と思われる方も多いかと思います。

温度の感じかたも人によって何度と決められないので、節約しながら効率的に使う温度を定めるのは難しいのが正直なところです。

そうそう、子供とおじいちゃんおばあちゃんでは、寒さの感じ方は違うから、同じ部屋(室温)で過ごせないって聞いたりします。

私はエアコンの節約で気をつけるべきなのは、温度差だと考えています。

人が室温に対して不快に感じる要因としては、体全体での温度差が挙げられ、一般に「3℃差以内」にすると良いと言われています。

暖かい空気は部屋の上部、逆に冷たい空気は下に溜まります。

ですので、サーキュレーターのような空気を巡回させるものを使って、温度差を解消することが結果として節約につながるでしょう。

また体温の差は、基本的に下半身と上半身で大きく差が出ます。

どうしても冷えやすい足元を厚手の靴下などで暖めれば、エアコンだけでも暖かく感じることができます。

エアコンの温度はあくまで機械の中での設定です。

人間の感覚にはそれに色々な要素が加味されますので、「温度条件に何を足したり引いたりすれば、感覚的に心地よいだろう」という考えが良いかもしれませんね。

冬のエアコン電気代は東西で違う?

全国の家庭でかかる電気代は、冬の期間が長い北海道・東北・北陸といった東の地方が多く九州や四国など西の地方では少ない傾向があります。

気温が低い地方となれば、それはそのはず…ですよね。

しかも一般的に、夏よりも冬の方が高いといわれています。

日が短いため、照明を使う時間が長いなどの要因もありますが、やはりエアコンの影響が大きいでしょう。

冬のエアコンの電気代は概ね1万~1万5000円ほどといわれていますが、環境によって大きく左右されるのは当然あります。

「たまひよ」のサイトにこんな呟きを見つけました。

北海道在住の方です。

「夏場は1万円以下ですが、冬はパネルヒーターをつけるので一気に高くなり43000円でした(涙)。

でも、友人に愚痴を言ったら、そのお宅は6万円超えとの事でした」

引用:たまひよ

流石に電気代6万円超えは、大きいですねぇ。

どうしても夏より冬の方が室内と室外の温度差が大きいので、エアコンで調整する温度差は大きくなります。

結果として、冬の方がエアコンによる電気代がかかってしまうということです。

冬のエアコンの電気代を節約することは、年間全体の電気代を大幅に節約することにつながりそうですね。

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まとめ

今回は冬のエアコンについてまとめてみました。

「人間が暖かさを感じるのは、温度だけでない」と知っておくと対策が取りやすいですね。

また、冬のエアコンの節約するかが年間の電気代に大きく影響するので、電気代を節約したいという方は、是非この記事を参考にしてみてください。

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