ガッチリマンデーで紹介された「アイスバッテリー」。
通常の保冷剤とは違って、冷却温度を保ちながら長時間使用が可能。
企業では採用しているところが多いようですが、それだけいいものなら家庭用はないの?という事で調べてみました。
目次
アイスバッテリーとは?仕組みは?
アイ・ティ・イー株式会社の社長は、インド出身の起業家「パンカジ・クマール・ガルグ」氏。
物流のモーダルシフトで「ものづくりの国」の自信を取り戻す——インド人社長 パンカジ・クマール・ガルグ | GEMBA – “現場”の未来を切り拓くメディア https://t.co/JqNDlq2wXL #GEMBA
— Pankaj Garg (@icebattery) June 3, 2019
インドでは冷蔵・冷凍の物流が発達していないために、約4割の食料が破棄されています。
必要とする場所まで運ぶことも出来ず、保管することも出来ないのが現状。
食料だけではなく、温度管理が必要とされる医薬品も届けられず命を落としてしまう事もあります。
パンカジ・クマール・ガルグ氏もお姉さんを亡くされたそうです。
そのような背景があり、保冷剤に着目し開発をはじめました。
おお、これはすごい#アイスバッテリー #がっちりマンデー pic.twitter.com/wEu0S50Fwu
— すねいく@緊急事態宣言 (@daIkusam) February 1, 2020
見た目は普通の保冷剤っぽいですが、すごいのは温度設定が出来ること!
しかも12時間凍らせることで100時間温度を保つことができてしまう。
(外気温が30℃以上であっても、最長120時間以上は任意の指定温度を保持できるし、約2200回も繰り返し使える)
パンカジ・クマール・ガルグ氏は、インテルで半導体の責任者として働いていた経験があります。
そこで「半導体の冷却技術にヒントを得た」と話しますが、詳しくはやはり「企業秘密」のようで公開はされていません。
半導体の冷却技術をご存知の方なら、想像がつくかもしれませんね ^^
アイスバッテリー家庭用やミニサイズはある?
アイスバッテリーは、航空物流会社のANA Cargoの医薬品の輸送、農産物の輸送、JR九州の新幹線では固くなりすぎない適温でのアイスクリームの車内販売を実現しています。
子供のスポーツの応援、飲み物を冷たく保管するのって大変ですよねぇ!
暑い時、予定以上にお買い物をして冷蔵庫に入り切らなくなったお野菜がしんなり…なんてことも。
猛暑のお悩みをアイスバッテリーがあれば解決出来そう!という事で、家庭用がないのか調べてみました ^^
横型
縦型
専用バッグには、今までの家庭商品にはなかった、医薬品輸送に使用される特殊な断熱材を使用しています。専用バックを使用し、アイスバッテリー本体の枚数を増やすことで保冷時間が長持ちできます。1枚追加、2枚使用すると保冷時間が約2倍になります。引用:楽天
冷やす事ができるなら、暑い時に外でお仕事をされる方の身体を冷やして熱中症対策にも?!
昨年でしょうか?手のひらを冷やすのも熱中症対策になると話題になっていました。
手のひらサイズがないか探してみると、こちらにありました。
暑いのは人間だけじゃない!
ペット専用も!
まとめ
アイスバッテリーちょっとお高いかなぁとも思いますが、22000回も繰り返し使えて、冷たい飲み物を頂けたり、予備の冷蔵庫代わりにもなると思えばお安いかもですね。
ストレスも解消出来ますし ^^
東京オリンピックでも活躍しそうな予感ですね。