おせちには、それぞれに意味のある料理が入ってますよね。
昆布巻なら喜ぶ…とか。
じゃあ、いくらはどんな意味があるんだろう?
ということで、おせちの中のいくらの意味や保存法などについて調べてみました。
目次
おせちの中の【いくら】どんな意味があるの?
おせち料理、豪華に華やかに見せるのに欠かせないもといえば「いくら」。
同じ魚の卵である数の子と同じように「子宝に恵まれることや子孫繁栄への願い」、また角がないことから「家庭円満の願い」を込めて、おせちに用いられる食材と言われています。
いくらは数あるおせちのメニューの中でも新しいもので、最近になっておせちの一品として用いられるようになった食材なのです。
昔は、おせち料理は質素な伝統料理を食べるスタイルでした。
それが「お祝い事なので豪華なものを食べよう!」という感じに変わってきてから、少しずつ使われるようになり、今では欠かせない一品となりました。
ですので「高級食材」や「色合いが華やかさをもたらす」という単純なイメージから、「おせちを豪華に見せる」という意味も持ち合わせています。
おせちの中の【いくら】日持ちはどれくらい?保存方法は?
おせちの中のいくら日持ちはどれぐらい?
おせちの中のいくら、日持ちは状態によって少し変わります。
殆どが塩漬け・醤油漬けかと思いますが、その場合は5日程度。
生の場合は、2~3日ぐらいが妥当でしょう。
おせち料理というと、一度で食べきれず、何度かお重を出し入れする可能性もありますが、常温で放置する時間が長いと細菌の繁殖が心配です。
食事の時間が終わったら、必ず冷蔵保存を心がけてくださいね。
いくらの保存方法
おせちのお重の中にいくらをセット完了。
で、この余ったいくらどうしよう?
そんな時には冷凍保存が便利ですよ。
いくらの冷凍方法ポイント
●鮮度の良いうちに保存する。
●密閉(空気に触れないように)する。
●保存するいくらの量に合ったタッパーや瓶などを用意する。
(ジップロックなどの袋を使用する時には、潰れないように注意)
いくらの解凍方法ポイント
●食べる予定の前日に冷蔵庫へ
(常温解凍だと、水分が出て水っぽくなります)
※急ぎの場合は、氷水に入れて解凍しましょう。
温度差を少なくする事で、美味しく解凍する事ができます。
●菌が繁殖しやすくなるので、再冷凍はやめましょう。
●スーパーなどでは冷凍されていたものを仕入れ、解凍して店頭に並べている場合があります。
それを自宅で冷凍することは、再冷凍と同じ。
解凍品かどうかを確認して購入、冷凍保存しましょう。
●冷凍した場合でも3ヶ月を目安に消費しましょう。
いくらを食べてはいけない状態になったサインは?
いくらの「この状態だと食べない方がいい」というサインは、見た目。
色が白色に近くなったり、ハリがなく萎んだような状態のものは食べないようにしましょう。
また、室内の気温が20度以上の場所に長時間放置されたものは、見た目や味に変化がなくても菌が繁殖している可能性があるので、食べないようにしましょう。
状況的に判断が微妙、だけど勿体ないから食べたい!という方は、少しでもリスクを減らす為に加熱することをオススメします。
加熱し過ぎると食感や美味しさが損なわれるので、潰れないように少し加熱すること。
ソテーやパスタの具材(彩りを添える目的)として、他の具材に火が通り、最後の仕上げに入れるぐらいが良いでしょう。
世の中おせちにいくら(お値段)かけてる?
いくらを購入する時に気になるのが、お値段。
一般的に手作りおせちを用意する場合、5,000円~10,000円程度の費用を要します。(ご家庭・地方・材料によって様々ですが)
いくらを単体で購入すると、平均50gで500円ぐらいします。
時期や産地によっては1,000円を超えるものもあります。
ご家族が多いご家庭や親戚が集まるご家庭では、それなりに用意するおせちの量も多くなります。
高価な食材は手を出しにくい、でもいくらがあると豪華に見えるし‥と迷ったりしますよね 。
そんな時には早めに計画を立てて、おせちの材料が高騰する年末年始に購入は控えて、それ以前に準備するのがベストです。
お正月デザインのパッケージに惑わされることなく、賞味期限をチェックし長く保存出来るものは、早めに購入しておきましょう。
そうすることで、賞味期限の短いいくらなどのなま物への予算も確保しやすくなりますよ^^
まとめ
おせち料理、どうしても年末、切羽詰まってからスーパーで材料を揃えてしまう私。
スーパーではここぞとばかりに豪華に飾られたパッケージに変身し、お値段も豪華になって当たり前のように販売されてますよね ^^;
今年はちょっと計画的にちょっと戦略的に攻めて、お手頃おせちに挑戦してみてはいかがですか?
私もクリスマスの計画以前に挑戦してみようと思います!